美容整形クリニックの看護師歴は臨床経験に入らない理由

青いお花

 美容整形クリニックで働くことのデメリットとして問題になってくることの1つに、美容外科看護師としての経験は臨床経験としてカウントされにくいということがあります(;^ω^)

どうして看護師として働いているのに、臨床経験年数として評価してもらえないのでしょうか?
今回は美容整形クリニック看護師のお仕事が臨床経験にカウントされない理由や、その問題点などを考えていきたいと思います♡
パソコンと聴診器

なぜ美容外科看護師の経験は臨床経験としてカウントされないの?

そもそもの話ですが、臨床経験とはいったい何の経験のことを指しているのでしょうか|д゚)?

少し調べてみたのですが、看護師の臨床経験の条件に明確な定義はないようです。

 病棟での勤務経験を指すこともあれば、病棟勤務であってもパートや派遣の経験は除外する場合もあります。
また、開業医の病院やクリニックでの勤務も臨床経験として含める場合とそうでない場合があるようですね(^^)/

明確に臨床経験として考えられないものとしては、保健室の先生としての勤務や企業の保健師さんとしての勤務、採血などのアルバイトなどがあげられます♡


考え中2さて、美容整形外科での勤務経験はなぜ臨床経験に入らないかというと、その業務の特殊性が主な原因です。

つまり”美容クリニックでのお仕事内容は特別過ぎて、他の病院では役立たない”と考えられているわけなんですね。

美容整形クリニック看護師の主な仕事として手術の介助や注射・点滴などがありますが、このうち手術の介助は手術内容が特殊なため、他の科に転職した際には役に立ちづらいのが現状です。

また、一般病棟でのお仕事の大半を占める患者さんの生活の援助業務が美容外科看護師にはほとんどありません。清拭やモーニングケア、排泄の処理etcは美容外科に来院する自立した患者さんには必要ないですもんね(^▽^;)

したがって、せっかく習得した生活援助技術が、美容整形外科勤務が長くなればなるほど、どんどん退化していってしまう可能性は確かに高いです。

現に私も、正直もう体位交換や洗髪などは上手にできる自信はありません( ;∀;)
美容クリニックで働いたことは全く後悔していませんが、病棟に戻るのはもう無理だなぁと感じてます。
もちろん、1から出直すつもりで頑張れば病棟復帰も可能ですが、学生の時のように1から学びなおす覚悟は必要かと思います。

以上のような理由から、美容整形外科看護師の経験は臨床経験にカウントされないというのが、現状での世間一般的な認識のようなのです。
残念なことですが仕方ありません(T_T)
泣く小指

美容整形クリニックの経験が臨床経験としてカウントされない事の問題点とは?

では、美容整形クリニックの経験が臨床経験としてカウントされない場合、いったい何が問題となるのでしょうか?

ズバリ!臨床経験〇年というのが問題になってくるのは、美容外科から他科に転職をするときです。

 美容整形外科で働いていたけど、やっぱり普通の診療科のほうが向いている気がする、転職したいなと思った時に問題になってくるのです(;´・ω・)


臨床経験としてカウントされないということは、美容整形外科で勤務していた期間=ブランクということになります。
そのため、美容整形外科での勤務以前の病棟での勤務歴が浅い場合、看護師としての経験不足や基礎ができていないとみなされる可能性があります。

また、以前の臨床経験が長い場合も、美容外科で働いていた期間が長いほどブランクが長いとみなされ、採用側からするとマイナス要素となるわけです( ;∀;)

加えて、近年だいぶ多くはなってきていますが、美容整形クリニックで働く看護師というのは看護師全体の数からみた割合ではかなりの少数派です。

美容の世界にいると整形なんて当たり前のようになってきますが、外の世界の人からみるとまだまだ遠い別世界であるのが美容整形の世界であり、そこにいる人々は”異色”とみなされやすいのが現状なんです。
転職先の採用の担当者さんからすると、美容整形外科で働いた看護師=少し変わった看護師ということになりかねません(/ω\)

しかし!
臨床経験としてカウントされないからといって、美容整形クリニックでの勤務経験が無価値かというとそんなことはありません!!

美容整形クリニックでの経験は他にはない貴重な経験も多いため、看護師として自分を成長させてくれるものだと私は思います(*^▽^*)

したがって美容整形クリニックでの学びを上手に転職先の採用担当者さんにお伝えできれば、なんの問題もありません。むしろ上手に自分のことをアピールできれば、採用担当者さんからもプラスの評価を頂けます。

例えば、「注射や点滴の技術は美容外科でも多く行うので自信があります」「難しい患者さんにも対応してきたので、コミュニケーションは得意です」「美容外科では患者さん=お客様として接してきたので、患者さんに親切丁寧に対応することが出来ます」「手術室での清潔操作は任せてください」などなど…アピールできることは意外とたくさんありますよね(^^)/?
  にっこり女の子

美容外科での臨床経験のお話まとめ

グーサインをする女性今この記事を読んでいるあなたは臨床経験どのくらいでしょうか?
すでに長く看護師経験を積んでいれば、そんなに問題じゃないんですけど、私のように経験浅くて転職する方は不安ですよね( ;∀;)

でも、今回色々長く記事を書いてきましたが、実際は転職の心配はほとんどしなくて大丈夫です♡

看護師は今の日本では非常に不足している職種であり、社会問題にもなっていますよね?
看護師を雇う病院側からすると「贅沢は言わないからとにかく採用したい」「長く働いてくれる真面目な人なら、一から教育することもいとわない」というのが本音です。

もし出来るなら経験豊富で即戦力となる看護師を採用したいのは当たり前ですが、そんな贅沢を通せる病院はよっぽど人気の病院だけです!!真面目で勉強熱心で注射や点滴、患者さんとのコミュニケーションが完璧です!ということがアピールできれば、ほとんどの病院は採用を前向きに検討してくれるので、あまり心配しすぎないようにしましょう(*´ω`)

私は新卒の病院をすぐ辞めてしまいましたが、美容外科に転職してからは充実した学びの多い毎日を送ってきました。
現在は子育て中ですが、産休・育休を経て美容外科で今も働いています♡

あなたももう一般病棟に戻りたくなくなるくらい素敵な美容外科に出会えるといいですね(^^)/

最後までお読みいただきありがとうございました☆

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